１６２０年に伊勢出身の山田曽右衛門と鎌倉出身の湯浅清左衛門が伊勢神宮より祭神を勧請し創建されたと言われています。以来、伊勢の神様が鎮座するこの地を”伊勢原”と呼ぶようになりました。つまり、伊勢原市にあるから伊勢原大神宮なのではなく、伊勢原大神宮があるからこそ伊勢原市になったんですね。

伊勢原大神宮では伊勢神宮にならい内宮と外宮があります。内宮は皇室の御祖先であり、太陽にもたとえられる天照大御神あまてらすおおみかみさまをおまつりし、外宮は天照大御神さまのお食事を司り、産業の守り神である豊受大御神とようけのおおみかみさまをおまつりしている形です。参拝には順番があり、向かって右側の外宮から先に参拝し、次に左側の内宮を参拝するのが正しい参拝の仕方なので間違えないようにしましょう。